ライフ | octillion
「牛を屠る」佐川光晴 双葉文庫
¥220
北大法学部を卒業し1年編集者として働いた著者は、ハローワークで屠殺所の現場作業員を志望する。入社が決まった帰りがけに浴びた声は「ここはおめえみたいなヤツの来るところじゃねえ!」。それでも場数を踏み、プロフェッショナルになっていく著者。そのプロの目を通して語られる屠殺場の実情は淡々としているようでしかし読み手を引き付ける。 状態は良好。 オレや汚れ、ヤケや書き込みは一見したところありません。